赤ワインと私
2015/11/10
少し書くのが遅くなりましたが、先日 JHAにノミネートされ東京にて授賞式に参加してきました。
自分なんかが恐縮ですが、座った瞬間から、一度この席に座れただけで満足しちゃダメだ。来年もがんばろ!てことばかり考えてました。
中部エリアの円卓を囲んで座ってる方々。
自分の売り方がうまいではなくて、ちゃんとデザインと向き合ってきた人達しか周りに座ってませんでした。
だからですかね。座れることがうれしいのは。
ぼくの隣りはOORRYの岡田さん
ワイン飲みすぎた!
岡田さんは、ぼくの隣で小さな声で「やっとここまで来れた。来年も絶対来るぞ」てつぶやいてました。
みんな気持ちは一緒なんですね。
たくさん辛い思いをして、でもその度に心を整理して諦めずに前に進んできた。
その結果がこの場所なんだと。
そして作品づくりを初めて色々な人に出会えました。
やってなければ会えなかった人達。
同じ気持ちを持ってるから仲良くなるのに時間はいらない。
そんな仲間も大切にしたい。
もっともっと技術を掘り下げて、いろんなことが誤魔化しきかないくらい、掘り下げてつくる。
そこと向き合うから、普段のサロンワークでも、ヘアの見え方、作り方が変わってきたと感じる。
でも、まだまだ。
もっと、もっと。
上がいるから、もっともっと。
がんばらないと。
なんの誤魔化しのない、本当に素敵なデザインが自分の手からポンポンでてくるように
しっかりとクリエイションを通じて
衣装からの全体のバランス、毛先のディテール、フォルム
そんな感性を養っていく。
それは必ずお客様に還元できることであり、
デザイン力が高くなった自分は
美容師として自分自身が誇りを持てることだと思うから。
ぼくの中では、その向かいあった努力の結果が、またこの場所に来れてるかどうかということ。
そんなバロメーター的なところが、ぼくにとってのJHAなのかなと
いまよくよく考えるとそう思う。
どんだけ自分を美容師として高められるのか。 本当に技術がうまくて注目されるのか。
なんのためのコンテストなのか、自分の中でしっかり導きでた答え。
また来年、嘘偽りのない この空間に。
美容師として、しっかりと成長した姿でこの場所に
帰ってきます!